そもそも慢性疲労症候群とは?
慢性疲労症候群は、身体を動かせないほどの疲労が6か月以上の長期間にわたって続き、日常生活に支障をきたすほどの状態になってしまう病気の事です。しばらく身体を休めても身体の症状が改善しなかったり、摂食障害や不眠などもある場合は特に注意が必要です。こうした場合で、血液検査も含む全身の検査(ホルモンの異常、内臓や脳、神経系の検査など)をいくら行なっても異常が見つからないとき、慢性疲労症候群が疑われます。
慢性疲労症候群の諸症状について
- 微熱(腋窩温37.2~38.3℃)ないし悪寒
- 咽頭痛
- 頚部あるいは腋窩リンパ節の腫脹
- 原因不明の筋力低下
- 筋肉痛ないし不快感
- 軽い労作後に24時間以上続く全身倦怠感
- 頭痛
- 腫脹や発赤を伴わない移動性関節痛
- 精神神経症状(いずれか1つ以上=光過敏、一過性暗点、物忘れ、易刺激性、混乱、思考力低下、集中力低下、抑うつ)
- 睡眠障害(過眠、不眠)
※以上の症状が6ヵ月以上にわたり持続または繰り返し生ずること
※発症時に主たる症状が数時間から数日の間に出現
一般的な慢性疲労症候群の対処方法
- 生活習慣の改善
- サプリメント
- 自律神経を整えるエクササイズ
- マッサージや鍼灸で身体の調整
などが多いようです。
当院に来院される患者様から過去に他院で施術を受けていても「慢性疲労症候群が改善しなかった」という声を聞きます。
では、なぜ?なかなか改善しないのでしょうか?
- ”慢性疲労症候群の根本的な原因が正しく見つけられていない
- 自律神経バランス、栄養の質的なバランスが正しく改善できていない
事が多いようです。
このように、様々な疲労要因が毎日身体に負担をかけて身体を歪ませてバランスを崩す原因となっています。
心身ともに元気な状態であれば本来「寝れば症状は自然と良くなっていく」のが当たり前ですが、心身に負担がかかり続けて身体のバランスが崩れ過ぎた状態では「寝ても身体のバランスが回復しない状態」になってしまいどんどん回復力の低い身体になって、バランスを保つ限界が近づくと危険信号として身体は症状を起こします。
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