そもそも踵の痛みとは?
- 踵(かかと)が痛い
- 足の裏が痛い
など、理由が分からず足の痛みにお悩みの方がいます。
足裏は身体の全体重を2本の足の裏の小さい面積だけで支えていますので、身体の全体的なバランスが崩れて体重のかかり方が不自然であったりすると痛みを伴う事があります。
この他にも、
- 坐骨神経痛
- 踵骨骨端炎(しょうこつこったんえん)
- 踵骨骨髄炎(しょうこつこつずいえん)
- 単発性骨嚢腫(こつのうしゅ)
などが原因で、かかとに痛みを感じる場合があります。
しかし、何もしていないのに、踵が痛い方、朝起きて急にかかとが痛い方など、いきなりかかとが痛み出したという方が一番多く、その後何ヶ月も痛みが取れない場合もあります。
踵の痛みが起こりやすい人の特徴
- 足の裏の筋肉が硬い
- 足のアーチが崩れている
- 普段から姿勢が悪い
このような方に多く見受けられる症状です。
それでは、なぜそのような状態になってしまっているのか・
一般的な踵の痛みの原因の特徴
足の裏の筋肉が硬い
足底筋膜炎になりやすいスポーツがあります。
- 陸上(長距離)
- 剣道
- テニス
などがあげられます。
これらのスポーツのように長時間足に強い負荷をかけ続ける動作を繰り返すようなスポーツに多く発症します。
この繰り返し足に強い負荷を与え続ける事によって足の裏の筋肉が硬くなってしまうのです。
また、スポーツするときだけでなく、毎日足を使って私たちは生活をするので足のケアがかかせません。
しかし、ほとんどの人がスポーツをする前にはストレッチなどをしますが終わってからは何もケアをしなかったり、日常の生活の中でも自分の足や身体のケアをしようとはあまりしません。
そういった、身体に対してや、足に対してのケア不足から筋肉が硬くなり、足底筋膜炎を作り出しやすい状態になってしまっているのです。
靴が足にあっていない
足の形状は人それぞれ異なり、左右でも同じではありません。靴の形状があっていない靴を長時間履いていると負担がかかり足の筋肉や靭帯などに無理な負担がかかり痛めてしまう可能性があります。
また、身体のバランスが悪い状態で、アスファルトやコンクリートなどの硬い路面上を長時間ジョギングしたりすると、不安定な身体の全身バランスを保つために、足には相当な負荷が繰り返しかかとへ加わり、やがてかかとは炎症を起こして痛みを伴ってしまう事もあります。
体重の増加
急激な体重増加で足にかかる負担が大きくなり、かかと痛の原因になる事もあります。全身のバランスがよければかかとが痛くなる事も少ないと考えられますが、全身バランスが悪い状態で体重も急激に増加して負担が大きくなると全身を支える足のバランスが保てなくなるケースもあります。
かかとが痛くなる原因には様々な要因が考えられますが、足だけを原因と考えずに、全身のバランスが正常に保たれていない事が根本的な原因になっている事が考えられます。
かかとの痛みだけを気にせずに全身のバランスから正常な状態に整えないと、一時的にかかとの痛みが軽減しても再発しやすいので注意が必要です。
一般的な踵の痛みの対処方法
- トリガーポイント注射
- レーザー治療
- 関節アプローチ療法
- リハビリ
- インソール
- マッサージ
- 電気療法
- 温熱療法
- 薬物療法
様々な対処方法がありますが、痛みがある場所に対しての対処療法などを行うのが一般的です。
ですが、当院に来院される患者様から過去に他院で施術を受けていても「なかなか改善しない」という声をよく聞きます。
では、なぜ?電気治療したり、マッサージで硬くなった筋肉をほぐしても症状が戻ってしまうのでしょうか?
- ”かかとの痛みの根本的な原因が正しく見つけられていない
- 2次的な原因でかかとに痛みが出ているのであって、踵に根本的な原因がない
- かかとの痛みだけ解消しても、身体のバランスが整っていないので改善しにくい
事が多いようです。
このように、様々な疲労要因が毎日身体に負担をかけて身体を歪ませてバランスを崩す原因となっています。
心身ともに元気な状態であれば本来「寝れば症状は自然と良くなっていく」のが当たり前ですが、心身に負担がかかり続けて身体のバランスが崩れ過ぎた状態では「寝ても身体のバランスが回復しない状態」になってしまいどんどん回復力の低い身体になって、バランスを保つ限界が近づくと危険信号として身体は症状を起こします。
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仙台の整体こころやでございます。